成功のレシピ通りにやってもなぜ成功しないのか?チャーハンの作り方を例にして説明してみる。
僕、ちょっとだけ凝ったチャーハンを作るんです。
すごくシンプルだけど、ひと手間だけ加えたチャーハン。
このチャーハンの作り方を人に説明する際に、
あーーそうか。だから言われた通りにやったり、
書いている通りにやっても成功しないのかー。
ということが分かったんですね。
自分用のメモのためにも今日はそれを書きたいと思います。
まず、最初にチャーハンの作り方から説明したいと思います。
材料は、ご飯、ネギ、ひき肉、卵こんなもんです。
あとは調味料として、ごま油、塩コショウ、鶏ガラの素、
テンメンジャン、醤油を準備してください。
こだわりの部分はテンメンジャンです。
作り方は至って普通です。
ごま油を引いて、ひき肉を炒める。
火が通ったらテンメンジャンを入れて更に炒める。
それを別皿に取っておく。
次に、ネギと卵を炒めてスクランブルエッグ状にしておく。
これも別皿に取っておく。
最後にご飯と出来上がったひき肉、スクランブルエッグを一緒に炒める。
調味料を順に入れて、最後に醤油で味付けと香りづけ。
完成。
こんな感じです。
至って普通です。
では、このチャーハンを成功のレシピとしましょう。
僕は上に書いたようにチャーハンの作り方を
誰かに丁寧に説明したとします。
料理をある程度したことがある人は、
上手く作れると思うんです。
でも、料理を普段作らない人が作ると美味しく作れないんです。
多分、油でギトギトのチャーハンが出来上がります。
なぜかと言うと、
ひき肉を炒めると沢山の油が出てきます。
そしてごま油も使っています。
またこのレシピのポイントのテンメンジャン。
テンメンジャンって結構沢山油が含まれているんですね。
これを知らずにどばっと入れてしまうと
かなりくどい味になってしまいます。
何が言いたかったかというと、
「これをやれば成功します」
みたいな教科書があったとしても、
必ず省略されている部分があります。
そしてその省略部分がすごく大切なことだったりします。
僕のレシピの場合、
ぱっと見、テンメンジャンを入れているから美味しいんだな。
と思いがちですが、
油の調整も同時にやらないと美味しくなりません。
でもこういったことって、
成功のレシピを伝えているひとも
案外気が付かないんですね。
伝え終わった後とかに、
そうえいばあれもあったな...くらいです。
で、今最後にどうやって締めようか悩んでいるんですけど、どうしよう。(笑)
えーーと。
料理も仕事もなんでもそうですが、
成功のレシピ通りにやっても成功しないことは多々あるということです。
んでそこで、「ちぇ、できない。やーめた。」
となるのではなく、じゃあどうやったら成功するんだろう。
できなかった原因はどこにあるのだろう?
と考えることが大切。ということです。
クソ当たり前のことしか言っていませんが、
まあ、結局そこなんですよ。
ただ、成功のレシピを眺めるだけでは、
一生チャーハンは作れないけどね。
おわり。