箕輪さんの大阪トークライブに参加してきた
編集者の箕輪厚介さんが大阪に来るとのことで、
さっそくスタンダードブックストア心斎橋に行ってきました。
どんなトークライブだったのかというのを少し紹介したいと思います。
そもそも箕輪さんがどんな人かというと、
多動力(ホリエモン)、人生の勝算(前田裕二)
お金2.0(佐藤航陽)、日本再興戦略(落合陽一)
など今、日本で売れまくっている本の編集者です。
箕輪さんのことはTwitterで知ってからずっと注目しているので、
どんな人でどんな仕事をしていて、周りにどんな人たちが集まっているのか
というのはざっくりと知っているのですが、
まあ、こんなサラリーマン見たことないです。
ほんとにあなた出版社のサラリーマンですか?
と突っ込みたくなるような場面が沢山あります。
例えばオンラインサロンを開設したり、
企業のコンサルや、商品プロデュース、
最近ではSMSコンサル的なこともやっています。
また全国各地でトークライブで開催し、そこでは必ずハイボールを飲みます。
そもそも自分が勤めている会社以外のコンサルや
商品プロデュースをするなんてのは聞いたことがないし、
オンラインサロンで700人の会員を集めて、
イベントや出版活動を個人でするなんて、
僕が知る限り箕輪さんが日本で初だと思います。
こんな活動を見ていると、今後の新しい働き方やサラリーマンとしての在り方、
などの発見があるのでは?と思い、参加してみることにしました。
トークライブ内容は、特に決まっていた訳ではなく、
質問100人切りみたいな感じで、お客さんからの質問にとにかく答えまくる。
というものでした。
流石に全部は覚えていないので、
特に気になった質問と箕輪さんの回答を紹介します。
Q.ベストセラー本を作るための秘訣は何ですか?
A.ヒットの法則はコミュニティを作る事。
今は昔と比べて情報量が多すぎる。
いい情報を見つけてもらうためには、
コミュニティを作って適切な人に届け、拡散してもらう必要がある。
しかし、コミュニティを作ることを目的にするとダメ。
圧倒的にいいものを作ろうとすると、自然とコミュニティが出来上がる。
Q.どんな人の本が作りたいですか?
A.世の中と混ざらない人
見城さんにしても、前田さん、佐藤さん、ホリエモンにしても
絶対に世の中と混ざらない圧倒的な「個」を持っている。
これはこうだ!という自分の物差しを持っている人の本を作りたい。
Q.箕輪さんの1.0⇒2.0⇒3.0は?
A.最初は雑用を徹底的にやった
1.0は雑用。とにかく雑用をやった。
今でこそ偉そうにイベント開始直前に来ているが、
仮に準備をやったとしたら誰よりもできると思う。実際やってたし。
2.0は圧倒的な努力と結果。
いつも一泡ふかせてやろうという気持ちで仕事をやっていた。
※3.0の話はしてた?それとも僕が聞けてなかっただけです
Q.コミュニティの熱量を継続するためには?
A.リーダーの成長と居場所を提供する
まずはリーダーの成長が大切。
例えば俺がどんどん成長して、出来ることが増えていったら、
今以上にサロンのみんなは応援してくれると思う。
だからリーダーが頑張るというのは必要。
あとは、サロンメンバーに無理はさせないこと。
積極的に頑張る人がいてもいいし、傍観者がいてもいい。
大事なのは「居てもいいんだよ。」という居場所を提供すること。
Q.やりたいことが見つからない場合はどうすればいいですか?
A.一生懸命見つけるしかない
今まではお金を稼いだ順に幸せが決まっていた。
しかしこれからは、やりたいことが明確な順に幸せになる。
自分が何をしたいか?を見つけることが大切。
やりたいことを見つけるためのコツとしては、
自分に制限をかけないこと。
言いたいことがあったら言ってみたらいいし、
行ってみたいところがあるんだったら、行ってみたらいい。
Q.ルーブル美術館で個展を開きたいのですが、アドバイスをください
A.勝手に飾りゃあいいじゃん
ルーブル美術館にとりあえず行って、
作品持って勝手に飾ってみればいいじゃん。
んで、それをTwitterに上げて見る。
その方が面白いよ。
人が成長するときはどんな時かの話
人が成長する時ってのは、圧倒的な量をこなしている時。
成長したいんだったら、異常なまでにやる時期が必要。
ほどほどにみんながやっている程度に頑張ったくらいじゃ状況は変わらない。
俺も、月に一冊本を出すようになってから変わった。
圧倒的ににやっていると、力の抜きどころが分かってくるし何とかなる。
追い込まれると自分の能力が上がる。
と、こんな感じで終始箕輪節がさく裂してました!
僕も聞きたかったことを質問できたし、大満足!!
めっちゃ緊張したけど...(笑)
というもの、こういうトークライブ的なのに
去年くらいからちょいちょい参加しているのだけど、いっつも聞くだけだった。
これじゃ、成長ないなと思い
今日は、絶対に質問をするのと、隣にいる人に喋りかける。
というテーマをもって参加したんだけど、どっちも達成できたので良かった!
あと、このトークライブで印象的だった出来事があったので
もう少しだけお付き合いください。
上でも紹介した「やりたいことが見つからない場合どうすればいいですか?」
の質問は、20歳くらいの男性がしたんですね。
ただ、この男性手を挙げてもなかなかタイミングが合わず当てられない。
箕輪さんも途中でトイレにいっちゃう。
戻ってきても、また違う人に当てられる。
恐らくすごく緊張してたんだと思う。
手を挙げるのもすごい勇気だったと思う。
んで、彼は無事質問をすることができて、
箕輪さんは丁寧に答えてあげたんですね。
その後しばらくすると、
スタンダードブックスの店長さんが彼のもとにやってきて、
「これ読んでみな!いいことが書いてあるから!」
と一冊の本を手渡したんですね。
恐らく店長さんは、彼が手を挙げてもなかなか当てられなかったり、
質問をしているときもなかなか言葉が出てこなかったり、
でも一所懸命に伝えようとしているところを見ていたんだと思います。
で、彼にパウロコエーリョの「星の巡礼」という本を渡しました。
僕は質問した彼の丁度斜め後ろに座っていたので、
たまたま見ることができたんだけど、
すごく素敵な店長さんだなと。
本屋さんでトークライブができたりイベントができたりするもの、
この店長さんがいるから、人が集まってくるんだなと思いました。
当然、登壇者の集客力もあると思うけど、
そもそもこの店長さんがいるから有名な登壇者さんが
集まってくるのだなと。そんなことを思いました。
やっぱりこういう人がいるお店でお金を使いたいと思うし、
応援したくなります。