人生の議事録

やっていることとか、考えたこととか。

なぜ美容室でシャンプーをするときに「かゆいところないですか?」と聞くのか?

今日、美容室に行ってきたんですね。

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この経験があったので、もちろん別の美容室へ。

 

今回行った美容室は、お客さんを大事にしているなー。

と感じることが多く、その中でも一番印象に残ったのは予約の電話の時です。

 

あ、すみません。明日カットの予約をしたいのですがいけますでしょうか?

 

スタッフ

はい、もちろん大丈夫です!

お名前を教えていただけますでしょうか(#^^#)

 

はい、〇〇と申します。

(※僕の下の名前はちょっと変わってて、侍みたいな名前です)

 

スタッフ

え?〇〇っていうんですか?めっちゃ素敵ですね♪

 

あ、え...あ、ありがとうございます。

 

スタッフ

それでは電話番号を教えていただけますか?

 

あ、えーと。

大阪府大阪市....えーと、ごにょ、ごにょ。

 

スタッフ

お客様!

住所ではなく、お電話番号をお願いできますでしょうか(#^^#)

 

あ、あ、すみません。

090....

 

こんな感じで、顔も見たこともない初めて喋った女性に名前を「素敵ですね!」と言われて、完全に同様してしまいました。

なんやろ、喋ったこともない別のクラスの女の子から急に告白されたみたいな感じでしょうか。

とにかく、それ以降、おろおろしてしまいました。

 

お客さんを大切にすることに直結するかは分かりませんが、僕は悪い気はしませんでした。

 

実際に髪を切ってくれたのは、電話対応をしてくれた女性ではありませんでしたが、この方の接客も非常に丁寧で何よりカットの技術が上手。だと思う。

 

僕は髪を切ることにおいてど素人ですが、カット上手だなー

と思う基準はただ一つで、「チョキ、チョキ」という髪を切るリズムが一定であること。当然話をしているときも。

 

このリズムがバラバラの人は、あれ?大丈夫かな?

と思ってしまいます。

 

んで、この電話予約の時の「名前素敵ですね」の下りを髪を切ってくれた担当の人に喋ってみたら、「私たちは、予約の電話を何よりも大切にしてるんです!!」と。

 

すげーいいなと思いました。

リピート決定です。

 

前置きはこれくらいにしておいて、今回行った素晴らしい美容室でも、やっぱりシャンプーのときに「かゆいところないですか?」と聞かれました。

 

ということで今日の深く考える訓練は、「かゆいところないですか?」に5回なぜを繰り返して本質を見つけたいと思います。

 

Q.なぜ美容室でシャンプーをするときに「かゆいところないですか?」と聞くのか?

A.実はかゆいところがあるのに、言い出せない人のために気を使ってくれているから

 

Q.なぜ言い出せない人のために気を使っているのか

A.お客さんの髪を洗うという行為は一方的な行為だから、お客さんの反応を知るための手段の一つとして聞いているだけ

 

Q.なぜお客さんの反応を知るために「かゆいところないですか?」なのか?

A.基本的には何でもいいとは思うが、一番自然な質問だと考えられているから

 

Q.なぜ一番自然な質問だと考えられているのか?

A.もともと髪を切る仕事は技術職だったから、コミュニケーション能力が長けている人がする仕事ではなかった?それが故にコミュ障が頑張ってひねり出した質問が「かゆいところないですか?」だった?

 

Q.昔はコミュニケーションを必要としなかったのか?

A.今ほどはしていなかったと思う。

 

あくまで、一つの推測ですけどね。