「人生の勝算」を読んで~その1~
発売前から話題になってた「人生の勝算」。
早速読んでみたのだが、まぁ良かった!
一文字一文字丁寧に読み込んでたら、あっという間に3時間くらい経過していた。
今年は月に二冊ペースで本を読んでいるのだが、その中でも間違いなく一番印象に残る一冊だった。
しかも自分自身、前田さんが運営するSHOWROOMと同じようなサービスを運営しているので、共感できる部分もあり、そしてそれ以上に参考になることが多かった。
気になる箇所を片っ端から蛍光ペンで線を引いていたら、30箇所くらい線を引いていて、整理しきれなかったので、このブログにまとめることにする。
第一章:人は絆にお金を払う
濃い常連客を作るには3つのステップがある
ステップ1
⇒通りがかった人が素通りできないようなツッコミどころを自分の中にどれだけ作れるか
ステップ2
⇒時間差でリクエストに応える
ステップ.3
⇒仲良くなったお客さんにオリジナル曲を披露する
スナックの売り物とは?
ママの人柄及び、ママや常連客とのコミュニケーション
▼コミュニティが形成される上で重要なエッセンス
1.余白の存在(ママ)
2.常連客の存在
3.仮想的を作る事(常連が喧嘩をすることで生まれる)
4.秘密やコンテクスト、共通言語の共有(特定の人しか知らない秘密の共有)
5.共通目的やベクトルを持つこと
コミュニティ作りがあらゆるビジネスのカギになる
コミュニティの本質とは、運営側が開催するイベントに参加し、運営の悩みを聞きみんなで余白を埋めていく。そうやって運営側に回ることで、気が付くと顧客として大ファンになっていく。
第二章:SHOWROOMが作る新しいエンターテイメントの形
SHOWROOMでウケるコンテンツ
- 共感がキーワード
- SHOWROOMは待ち合わせ場所を提供している
- 人は完璧なものではなく、余白を埋めようと頑張る姿に感動しお金を払う
「前向き課金」と「後ろ向き課金」
- 前向きな課金
演者が全力でパフォーマンスを行う。そこで誰かの心が動く。感動を受けた人が感動を与えた人に対して、直接感謝を表現できる。
- 後ろ向きな課金
無料で見られる情報や娯楽にあえて制限をかけ、運営側が自らかけた制限を外すためにお金を払う事。ユーザーは「なんでこんな邪魔な広告をつけるのだろう?」とネガティブな気持ちになる。
第三章:外資系投資銀行でも、求められたのは「思いやり」
この仕事をするにあたって勉強すべきことはなんですか?との質問に対して
⇒勉強なんかいらないよ。とにかく人に好かれること。秘書でも、掃除のおばちゃんでも、受付の人でも、好かれなくちゃだめだ。
より高みに到達するための教え
- 誰からも好かれてサポートしてもらえる環境を作る事
- 自分のこと以上に周りに時間を使って、周りを強く育てること
当たり前のことを圧倒的なエネルギーでやり続ける
- 会社に来たら挨拶をする
- 誰よりも早く来て勉強する
- 思いやりを持って人と接する
- 日経新聞を毎日隅々まで読む
まずはゲームのルールを理解する
- 仕事はゲームだ。ゲームに勝つにはルールがある。そのルールが分かっていないから勝てない。
- プライドはコミュニケーションの邪魔になる
- 自分が与えたいものではなく、相手が欲しいものを考える
- 水系のポケモンが出てきたら、電気系の技を出すように相手の属性を知ることが何より大切
眠いから今日はここまで!
おわり。