メールシステムの移行
はい。表題通りですが、メールシステムの移行を任された訳です。
ちょっと難しそうに聞こえますが、やることはシンプルで、慣れた人すると恐らくテスト込みで1時間もあれば終わる簡単な仕事だと思う。
ワイがやるじゃないすか。
まず何から手をつけていいか分からんから下調べするじゃないっすか。
いや、マジで全然意味不明なわけ。
結局3時間くらい格闘していたと思うがほとんど進まなかった...
ということで備忘録的に今日調べたこととか、忘れちゃいかんこととかどういう手順で何をしなければならないのかをメモしておく。
ゴール
beckyというメーラーからメールワイズというメーラーに移行する。
どんな作業が必要なのか?
- メールワイズにメールサーバーを登録する
- メールワイズで送受信できるかテストする
- beckyの受信箱に入っていたメールもメールワイズに移行できているかのチェック
- メールワイズの機能確認
と、まあざっくりこんな感じ。
メールシステム移行についての基礎知識
『 POP3』と『IMAP4』というメール受信方式
IMAP4の特徴
IMAP4はメールサーバー上のメールを管理するプロトコルのこと。ちなみにプロトコルとは利用規約という意味。IMAPでは受信されたメールはメールサーバー上に保管され、必要な時だけ取り出せるようになっている
データをサーバーで管理できるので、セキュリティ面で非常に安心できる。ただ、サーバーには大量のデータを保管する領域と高い処理能力が求められる。
POP3の特徴
POP3はメールサーバー上のメールをダウンロードするだけの基本的なことのみが決められている。受信メールは端末にダウンロードし、端末側で管理する。フォルダ機能や検索機能なども端末側のソフトフェアで行う。
メールデータをすべて端末側で管理するため、セキュリティ管理などは利用者の責任となる。ただし、サーバー側では保存領域は少なくて済むし、高い処理能力も必要ない。
結論どっちがいいのか
安く済ませたいのならばPOPでセキュリティとかもきっちりしたい場合はIMAPを選びましょうってこと。
移行先のメーラーにメールサーバー情報を登録させる
- メールアドレス
- ユーザーID
- パスワード
- 受信メールサーバーアドレス
- 送信メールサーバーアドレス
上記5つの情報を登録する必要がある。
メールを送受信する仕組み
メールクライアントとメールサーバーの関係
・まず、メールクライアントとはメーラーのこと。冒頭で紹介したbeckyやメールワイズはもちろんOutlookなどもメールクライアントにあたる。
・メールの送受信は1つのメールクライアント上で行える。(当たり前か)
・送信と受信は独立している。なのでサーバーも送信用と受信用がある。
・メールクライアントには、送受信に関する情報を入力する必要がある。具体的には上記にも書いてあるが、サーバーアドレス、メールアドレス、ユーザー名、パスなど。
・受信する通信プロトコルはPOP3とIMAP4の2種類あるからどちらかを選ぶ
一旦ここまで。